県大会で発表。


年に一度の県の演劇発表会。
創作劇はあるけど、この県大会は初めて。


ウチは1日目の3番。
始まる前の仕込みの15分。
せんせいが一番テンパってるじゃん、と言われ
でも、「楽しくやろう!楽しませよう!」って部員に声かけたら
「それ、すごくいい言葉」ってセンターの方に褒めてもらえた。
わーい。



こだわりの冒頭のセリフ、そして走るシーンから始まり
部室で始まるメロスのパロディ。
どんどん壊れていく芝居と部長。
そして出てくる困った部員、キレる部長。
ラストは
地区大会では川だったんだけど
色々あって変更した『上履き公園』。
最後は
「ちょっと、メロス!」
って、タイトルを全員のセリフにして緞帳下りる。




もうね、始まる前から嬉しくて。
おとといの最終通しからもういいや、と思ってた。
充分楽しくできてる。
今日も冒頭からたくさんの笑い声が聞こえたし。



一年半前に部活のみんなとここにきて
また来たいと思った。
もう一度、正しい道のりでこの場所に来たいと。



此処には私の演劇の元になる成分がある。
恩師が二人もいる今日のこの場所で
あの子達とこれができたこと。
誇りにする。
宝物にする。



明日は観るだけの2日目。
希望ヶ丘が楽しみだ!

合唱コンクールと再会。

昨日、合唱コンクールが終わった。
私は担任ではないけれど
中3担当なのでやはり気が張っていた。
去年のように気の抜けた最上級生を
他学年に見せるわけにはいかない
とか
やる気だけあっても
音のずれた『大地讃頌』を聞かせるわけにはいかない
とか。


でもどのクラスも担任と合唱委員やパートリーダー
とても、とても、よく努力していたので
私には出番はなかった。
いろんなクラスを覗いては
感想を言ったり
移動場所のドアを開ける係をしたりしてた。



副担任をしているクラスの一つが
6年前、私が最後に担任したクラスの自由曲を
歌ってくれることになった。
6年前、優勝した『遥かな時の彼方へと』。
だけど、曲が難しすぎるのか
その後誰も選んでくれなくて
今回7組が選んでくれて、とても嬉しくて楽しみにしてた。


一週間前の学年リハでは全く間に合ってなくて
3日前くらいになってもまだ音がずれてて
どうなんだろうって心配しながら当日を迎えた。
ホントは8クラス全部を応援する立場なのだけど
内心ちょっと(かなり、か)7組に肩入れしちゃってた。


当日、開始前に公会堂で並んでいたら
「まぁち先生」と呼びかける声。
なんと、6年前に私のクラスのバスパートリーダーだった
シミタクくん!
彼は自由曲を決めるときに
なかなか決まらなかったのを
「この曲は、うちのクラスに合ってると思う」
とつぶやいてくれた子で
バスパートの音取りを一人でになってくれた子で
他の誰も音が取れてない時から完璧に綺麗な低音で
歌ってくれて
私達を優勝まで連れてってくれた子だ。



期日前投票のために区役所に来てみたら
ああ、そう言えば、合唱コンクールの時期ですね
ええ?あの曲!6年間誰もやってなかったんですか。
懐かしいなぁ。
もちろん覚えてて。初めて優勝できた曲だし。
バスパートリーダーやらせてもらってて。
嬉しかったです。
そっか。今日か。
(7組のみんなに)がんばって。





と、期日前投票に向かって去って行った。
すごく、幸せな再会だった。





午前4クラス、午後4クラスが歌った
大地讃頌』の全体合唱は
公会堂の空気が震えるくらいの迫力で
8クラス揃って卒業式で歌うのが楽しみになった。
午前も午後も
8クラスともが、
今までの中で本番が一番上手く歌えて
たくさんの人に
「今年の三年生はすごいね」って褒めていただけた。
7組の結果はというと
多分すごく僅差で
優勝は逃したんだけど
みんな当日に間に合って
きちんと歌えた満足感でいっぱいな顔してた。



やっぱり私はこの行事が好きだ。
転勤してもこれがあるところに行きたいな。



あ。
もう一つ。
毎年やってる職員合唱で
ついに指揮者デビューをした。
たくさんの職員が私とアイコンタクトを取ってくれて
微笑みながら指揮ができた。
きもちよかった!

文化祭発表、終了。

毎年秋に行われる学校の祭りでの発表。
文化祭、なのだがちょっと違う。
保護者と地域が主催してくれて
学校、生徒はお手伝い。
生徒達は土曜日にお小遣いを持って登校し
道徳と、合唱コンクール練習の学活をやったら
そのお祭りに自由参加する。

ミスド、牛丼屋、地元のパン屋さん、
無農薬野菜屋さん、
近隣小学校のおやじの会が出店する屋台。


でも私はいつも主に体育館にいるので
全部を楽しんだことはないのだけれど。


演劇部を創部したのと祭りが始まったのが
同じくらいの時。
初めはダンス部の照明担当として
四年前からは演劇部も発表をするようになった。
順調だったのだが去年、県大会にも出した
渾身のシリアス劇がまさかの失敗に終わり
部員みんなで泣いて
次は観客が絶対見てくれる内容のものを!と誓い
だから私達は夏の大会でコメディを創作し
再びの県大会出場というオマケも持って
この祭りに帰ってきた。


学校側も全面協力してくださり
事前指導もばっちり。
各クラス、
体育館発表を観るときはきちんとしましょう、
とかのお話をしてくださっていて
その成果か今年のマナーはとても良かった。
合唱部が終わり、演劇部が始まる時に
人が増えた。
例年うるさくなりがちな3年が
たくさん入ってきたが
会場の雰囲気はとても温かくて
スポットライト担当の私は
なんだか嬉しくて感慨深いものがあった。


いくつかの笑いも起こり
お付き合いで観ていたらしい職員までもが
次第にきちんと見始めたのもわかり
終わった瞬間の空気が
なんとも言えないどよめきと感心、
みたいなものだったのが
すごくありがたいと思った。
全部を観てくれてた人が
観終わった瞬間に出してくれる答え、
という感じがした。


来年のコレがどうなるかはわからないけど、
ずっと目標だったことが叶った瞬間だった。
こうやって一つずつ叶ってく。
積み上げていく。
次はこれを
冬の県大会にもっていく。

ドック前夜


息子がサーモンの塩辛買って来てくれた!
こりゃ、絶対美味しいよね。
明日は1日ドックだが
今からご飯。
なんとなく今日のテーマカラーは赤?

冷奴キムチ載せ
サーモンの塩辛
にんじんしりしり
鶏むね野菜ソテー

ROCK IN JAPAN!

ちょっと久々のRIJ。
お天気が心配だったが
むしろちょうどよく曇っててフェス日和。
途中からは晴れたしね。

今年から導入されたイスゾーンを使いこなし
そこを拠点として行ったり来たり。
来年からはきっともっとみんなに知られて
みんなイス持って来ちゃうんだろうな。


少し出遅れたので
チャットモンチーは見逃して
ビールで乾杯した後は
夫と別れてフォレストの女王蜂のところへ。
あ、その前に森のキッチンで腹ごしらえした。
アボガドバーガーみたいなやつ。
アブちゃんはいろんなボーダーを超越してて
男女も国境も越えてる感じがして
かっこよくキュートでした。


その後少しだけレイクのフジファブリックを覗き
イスゾーンに戻る。
夫と合流して色々食べたり木陰で涼んだりしながら
そこからはずっとグラスステージにいた。


エレカシは、ホントに名曲だらけで
宮本さんのとっちらかったMCも愛しくて好き。


ゆずは、
初めてだったけど楽しかった。
RIJは16年ぶりとか言ってたけど
フェスでの人の楽しませ方をよーく知ってる二人。
歌も上手くて無駄な部分が一つもなくて
夏色を何度もやってくれて。
これは、みんな好きになるわ。


で…トリは桑田さん!!


なのだが



往復ともバスにしたので
めちゃくちゃ早く帰らねばならず
一曲しかちゃんと聴けなかった。残念!!
でも、ちょっぴりだけど
元気な桑田さんに再会できて
こちらも元気をいただきましたー!



久しぶりだったけど、
私よりも年上の方もいらして
それが結構かっこ良かったりもして
私もまだまだ次も来よう、と思いました(^^)


いつものハム焼きも美味しかったし
今年の夏はとても満喫できてる気がする💗
わーい!



夏の大会終了!

終わった。
5月からずっと創作活動をしてきた
演劇部の夏の大会。
去年、既成の劇で優秀賞をいただいたものの
なんだか消化不良気味で、
多分この地区は創作劇でいかないと
己を納得させられないのだろうと思い
今年は初めから心してかかり
部員のみんなと私たち顧問との間をUSBが何度も飛び交い
印刷台本が5,6回刷り直され
言う度に台詞が変わり
きちんと出来上がったのは本番数日前という
ホヤホヤのホンで勝負した。


初めから決めてたのは、コメディでいくということ。
このところいつも、
人の生死や戦争を考えた芝居が続いてたから。


そして次に決めたのは、劇中劇にすること。
演劇部の話の中に、名作をパロディにして入れる。
それをメロスにした。


そのあとは、
なぜメロスのパロディをしなくちゃいけないのかを
説明するエピソードを加え
なぜか怪しげな英語を混ぜて話す顧問キャラのその訳を考え
タイトルを「ちょっとぉ、メロスぅ」って呼びたいから
『ちょっと、メロス』にして


そしたら物語が動き始めて
メロスってただの友情ものじゃないんじゃない?って話から
みんなちょっとずつメロスみたいに
正義感を振りかざしたり、間違えたりするよね、って話になっていき
「人はみんな、ちょっとずつメロス」という思いを込め、
ラストの台詞を
「ちょっと、メロス!」にした。


それとともに
今回初めて、日本語の歌をオープニングとエンディングに入れた。
水曜日のカンパネラの『メロス』。
この曲が本当に走りやすくて
私たちはオープニングで曲に合わせて走ることにした。


稽古してる間中ずっと楽しくて
コメディを作るのが幸せで仕方なかった。
なのに物語のクォリティもどんどん上がっていき
もう最後は、一回通す度にひたすら幸せだった。



だから11校中の最優秀賞、ってなった時は
逆に信じられなくて。
去年、優秀賞なのに嬉しくなかったこととかを思い出し
あれがあったから今年があるなぁって思い
今までのOB達のおかげで獲れたなぁと思い
でも、冬に県大会に行けることが
今は本当に誇らしい。
もう一回、この幸せなコメディをやらせていただけるなんて
夢みたいだ。
大切にしよう。
大切にあと半年、この芝居を育てようと思う。
関わってくださった全ての方に感謝しながら。
ありがとうございました。

郵便屋さん、ちょっと by扉座💗


自分も出てた『歓喜の歌』以来の扉座観劇。
ハコはめちゃくちゃ久しぶりの紀伊國屋ホール



文句なしに面白かった。
ちょっぴりミュージカル調?
そして時事ネタやエロスの応酬。




前回同じ舞台に立たせていただいた役者の皆さんが
グレードアップしてライトを浴びてキラキラ演じてて
週の真ん中水曜日に
ちょっと無理して新宿まで行ったけど
その甲斐があったというもの。
元気をいただきました!




郵便物は、届いてナンボ。
差出人がいて
宛名があって
思いが詰まった郵便物の
物語。




個人的には
麻理さんの色っぽさと
山中さんのわけのわからない魅力と
思いの外ダンスが上手い由海ちゃんがツボでした。




ほんの少しチケットがまだあるんですって。
お時間がある方にオススメです。