大林宣彦監督

昨日のコメント欄にも書いたが
昨夜私は日テレの「理由」という映画(っていうか何ていうか)を観た。
宮部みゆきの本を映画化したもの、のテレビリメイク版。
映画もそのリメイクも監督は大林宣彦だった。
私は大林監督が好き。
確かにわざとらしい。
観るとすぐに「あ、これ大林っぽい」とかわかる。
でもその特徴がまた好き。
たくさんあるけど特に好きなのは
原田知世の「時をかける少女」。
あの、時間を駆け抜けるときのぱっぱっぱっと切り替わる畳み掛けるようなカット。
白黒とカラーの使い方。
原田知世の顔に土つけるときの切ない顔。
あんまり好きだからDVD買っちゃったくらい。
ときどき観ている。
あと、「ふたり」も「さびしんぼう」も好きだし
多分とてもマイナーなのだけど「廃市」というのもマニアックで気に入っている。
柳川の景色と文化と
福永武彦という原作者の独特な世界。


そういう意味で昨日は結構楽しかった。
大林ワールドを満喫。
nekosiroさん、ありがとう!