「ビフォア・ラン」ISBN:4877286519:image


大好きな重松清の初期の・・・初めての?小説。
途中までは「まあまあかな。」って思ってた。
初期のものにしてはいいな、ってくらいに。
ただ、心の病の女の子っていう設定は
個人的にあんまり受け入れられない気がしてた。


だけど、本当に最後のほうまで読んでいくと
その女の子「まゆみちゃん」がとっても切ない感じがしてくる。
読者はまゆみちゃん、がんばれ!って思う。
そして、泣ける。


初期から重松はすでに重松だったんだな、と思う。
小説家って本当にスゴイ。