読了三冊


このほかにも、再読した本がたくさん。
「同窓生」新津きよみ
「命日」小池真理子
「カウンセラー」松岡圭祐
三冊ともテスト監督をしにいった中三の教室にあった本。
このクラスの担任が生徒の朝読書のためにおいてあるものだと思う。
森絵都の「DIVE」とかもあったから、自分の趣味と似ている本なのかな、思い
借りてみた。


う〜ん。
全部読んでみたが、15歳たちに読ませる本なのだろうか?
「同窓生」は、30代女性のための、しかもオカルトだし
「命日」も消化不良のホラーモノ。
「カウンセラー」は、ものすごく面白いと感じたし
こういう精神的なものを扱った本の中では
気持ち悪くないし、良心的だし、しかもちょっと症例が解説的になっていて
私は好きだった。
けどそれにしても、中学生には難しすぎると思うのだが。


だけど、「境界例」のことが的確に描写されていて
以前、生徒のことで迷ったり学んだりしたことのある私にとっては
この本は、すっきりした答えを一つ見せてくれているようで嬉しかった。