読了

のだめカンタービレ9〜18巻」



面白い。
二人の距離の縮まっていく様子も
音楽的なことも。
芸術家の個性的な部分も。
音大生に支持されてるのもわかる気がする。
先を読むのが楽しみ。
マンガは、小説と同じだけの存在価値が絶対ある。
と思える。



「紅匂ふ」4巻=最終巻


終わってしまった。
最後はちょっと急ぎ気味?
本当の話だと思うと
いろいろ考えるところがある。
変えていかなくちゃいけないところと
絶対変えてはいけないところ。
どんなものにもある。
舞妓さんの世界の華やかさと厳しさは
進路学習にもなっちゃうくらいだよ。
京都好きの私には
京都が舞台ってのもうれしかった。
大和和紀・・・って私が子供のころからいない?




「光ってみえるもの、あれは」川上弘美
タイトルに惹かれて買ってしまった一冊。
多分、面白い。
んだろうな。
一番すごかったのは
「江戸の日」にそのページを読んでたことだ。
とりあえず365分の1だと思うと感慨深い。
この江戸家の様子は面白い。
だけど
友達のわけのわからなさ。
彼女のわからなさ。
私にはいまいち。
同じ青春ものならば
吉本ばななの文のほうが
壱〇〇〇〇倍くらい心に響く。私には。

まぁ、好みってことかな。



さっそく教室においたら
すぐ食いついてくる生徒がいたから
きっと結構すごい本なんだろう。




ちなみに今うちのクラスでブームなのは
THE MANZAI」1〜3。
先日突然「1」がなくなって朝から大騒ぎ。
Oクンは返した!っていうし
Kクンはオレは2巻しか持ってない!と叫ぶし。
結局大騒ぎした次の日にひっそり戻っていたけれど。
文化祭でもこれをクラスで劇をしたいと言い出す子まで現れたりして
だけど誰も秋元と歩をやりたくはなくて
きっとポシャルと思うけど。



朝読書は、すごく好き。
本を通じてたくさん話ができる。
「センセイ、これは面白い?」って聞いてくれるとぺらぺらしゃべっちゃうよ。





「ぼくらはみんなここにいる」大石英司
テレビドラマにもなった「神はサイコロをふらない」の人の
これもまたタイムトラベルもの。
私はこういう時間を超える話が好きなので
これはおすすめ。
ドラマの「漂流教室」が、あらかじめとばされることがわかっていて
用意周到だった場合
こうなるだろうなっていう話。って感じ。
それから、
なぜ吹奏楽部でなくてはいけないのか・・・ていうのも
読んでいくと感じられる。わかってくる。
ヒトには、
必要なものと
必ずしも必需ではなくてもあったら必ず豊かになるものとがあって
音楽はそういうものなのだと。
なくても生きられる。けどあったらすごく豊かに生きられる。
あるのとないのとでは
全然違うもの。音楽。
そんなことを考えられただけでも
読む価値がある、と思った。