「アフタースクール」


今日は映画の日だったので、夫を誘って映画を観に行った。
来週になれば三谷幸喜のとかインディ・ジョーンズとか始まるんだけど
今日は1000円だし、
それから、ちょっと観たい映画があったから。


「アフター・スクール」が観たいと思ったのは
主演が大泉さんだったから。
それから、監督が今ちょっと注目株らしいのと。



観終わって夫に感想を聞いてみると
「まあ、1000円だったからいいんじゃない?」とのこと。
私も初めはそんな感じに思ってた。
おもしろかったけど、1000円分かな、って。



だけど、違う。
だんだん効いてくる。
「あれ?やっぱり最後のシーンって絶対必要?」とか
「あの初めに常盤貴子が出てくるシーンは本では作れない、映像じゃなきゃできない映画ってことなんだよね」とか
「あの団地とあのアパートの背景の違いは、あ〜、だからだったのね」とか
「今思い返してもうどん屋さんのシーンは笑える」とか
あとからあとから、いろんなシーンが思い出されて
効いてくる。
多分もう一度観ると発見があるに違いない。
おもしろかった。
大泉さんの天性の明るさと、堺雅人のとぼけた優雅さと、佐々木蔵之介のチョイ悪役。
そして常盤貴子ならではの華のある映像。
意外だったのは田畑智子がすっごいいい演技をしていたこと。
軽くて温かくて、とってもよかった。かわいかった。
とにかく気持ちよくだまされた。