「麒麟の翼」 東野圭吾

麒麟の翼
「新参者」とつながってる加賀刑事が主人公の一冊。
とてもとても期待していたので、けっこう普通だったなぁ、というのが最初の読後感。
とはいえ、もちろん面白いしどんどん読ませるし、ホロリとするしさすが東野、という感じ。


これを読んだ直後にちょうど日本橋を映しているテレビ番組があって、一生懸命目をこらして観ていたら、「麒麟像」が映ってしかもそれに「翼」があるのを観たときに、何だかこの作品が言いたかったことがすごくココロに伝わってきた。
読んだヒトは私みたいにこの橋のこの像を観て、ナニカを感じてほしいな、と思った。