有川浩にはまる

以前一冊読んだことはあった。
おもしろかった、というかすかな記憶はある。


今回は次男主導。
一つ目は私が買ってきた「阪急電車」だったけど
次からは次男がどんどん「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」を買ってきて、読み終わるそばから私に「はい」と渡すのだ。


近未来、もしも今以上のことば狩りが進んでしまったら、という仮定の一種戦争物と言えなくもない。
初めは「読めるか分からない・・・」と思っていたのに、読み出したらキャラたちの生き生きした魅力にはまった。「本を守る」というアカデミックな雰囲気もいい。
図書館シリーズが三冊までで止まっている間に、別の有川作品を次男が「はい」と渡してきた。


「シアター」。
今のところ、2巻まで?
これが、ものすごい。
ものすごく『劇団』なのだ!
貧乏劇団の話。
シビアな運営の話や、「制作さん」の担う大きな役割や、作品作りが集客や金銭面でも大きく関わってくるという説明や。
今まさに直面していることばかりなので、
ぜひウチの劇団のみんなにも
教科書代わりによんでもらいたい!

シアター! (メディアワークス文庫)シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)