ハートランド「燐寸」

劇団のMさんに教えていただき金曜の夜、下北沢へ。
行ったコトあるような気がしてたが
それは本多だった。
私、スズナリは初めてだった。
ああ、何だか小劇団の聖地、
って感じた。


キャストは10人。全て女性。
冒頭から冴え渡る九州弁。
舞台は病室。
なのだが飛行機の中や電車の中や東京の家になったりもする。


これだ、と思った。
私達が目指すもの。
笑う。怒る。泣く。
そして伝えたいテーマがある。
生きるって、楽しい。
生きるって、冒険。
誰かと比べるんじゃなくて
自分で選んで生きてく醍醐味。


間の取り方。もちろん滑舌。
音。照明。舞台の切り取り方。
何よりも
自前の風!!
電車の窓を開けるマイムの後
自分で自分の髪の毛を風になびいたようにはためかせるという斬新な笑い(^O^)
そしてセリフの中にも
「あんた、演劇やってる彼といい加減別れなさいよ。
一文無しになるわよ(的なナニカ)。」
わかってらっしゃる。
それを聞いて吹き出す客層があるというコトを。
てか、気軽に笑える雰囲気が
はじめからあった。
これは大きい。
心置きなく自分のタイミングで笑える心地良さ。


演りたい。
やっぱ、また演りたい!そう思わせてくれたハートランド様に感謝です。
24日まで。下北沢です。